絆クラブ

協賛 富山県モンゴル友好親善協会

「友好の酒」で
モンゴルを支援する取り組みを
行っています

 

モンゴルとの友好のシンボルとして日本酒を造ろう

山口博秀さんの孫、秀佳さんから「日本酒を造ろう」という話が持ち上がり、ご先祖様のお力ぞえもあったのトントン拍子に話が進みました。
日本を代表する糀の文化、日本酒・味噌・醤油・塩麹等々の食文化と羊などのモンゴル食文化の融合から、文字通りの友好が育つことを祈りつつ、そのシンボルとして日本酒を造ることとしました。また、酵母には、富山県魚津市のリンゴから分離した酵母を用います。

使用したお米には、富山のくすりなどをモンゴルに送り続けた県モンゴル友好親善協力会 会長 故山口博秀さんら多くの方々の思いが詰まっています。寒冷高山気候のモンゴルでは、作物が実りにくく度々飢饉が発生することを聞き、「国際平和は食べ物から」との信念をお持ちの折谷隆志氏が開発された、三ヶ月で実るチンギスゴールドという極早生を6月終わりに田植えをしました。

取り組みの目的

政治・経済などの難しいことはやめにして、「未来への乾杯」お腹からの親善をめざす利益金で、モンゴルの子供達へ寄付金を送り、次世代への絆を結ぶことを目的としています。


モンゴル大使よりご挨拶

モンゴル国と富山県は長年にわたり交流を続けてきました。
富山県モンゴル友好親善協会の会長であった故山口博秀様のご提案により、モンゴル国の土壌に栽培したお米が実り、日本の食文化の重要な一部分であるお酒となって販売されようとしていることを、私たちは大きな喜びと存じます。
販売による収益の一部がモンゴル国の子供たちへの寄付されることを聞いて、改めて日本の皆様の暖かい心を感じました。
モンゴル国と富山県の交流が今後もより一層拡大することを祈ります。

2018年1月30日

駐日モンゴル国臨時代理大使
D.バッチジャルガル


発起人の言葉

この度、皆さんの協力でモンゴルの子供たちへ寄付金を贈るチャリティ事業が実現しました。
折谷農学博士がモンゴルの土地に合わせて開発し、種もみの収穫をモンゴルにて成功した「チンギスゴールド」の種を使って富山で田植えをしました。
そのお米で日本酒を造り、出来るだけたくさんの方に飲んでいただけると嬉しいです。
故 山口博秀が 富山県モンゴル友好親善協会に尽力を注いできた形が出来ればと思っております。

山口秀佳


クラウドファンディング募集要項

クラウドファンディングサイト「Readyfor(レディーフォー)」のサイトにて、1口 ¥10,000の支援募集を行います。
その見返りとして、モンゴル米「チンギスゴールド」で作った日本酒をお配り致します。
クラウドファンディングについての詳細は「Readyfor」のサイトをご覧ください

https://readyfor.jp/projects/toyama-mongolkizuna2018

 

モンゴル米「チンギスゴールド」

田植えの様子

稲田の様子

稲穂の様子


折谷博士の思い

良食味品種ササゴールドの超早生突然変異系統は、平成8年モンゴル・ウランバートルの薬草園で栽培し、結実した種子数粒を富山で増殖し、再度モンゴルで栽培という繰り返しの中で平成13年度ウルチ2系統、モチ2系統を純系分離しました。
これらの超早生の4系統はモンゴルのチンギス・ハーンに因み「チンギスゴールド」因みと名付けました。チンギスゴールド系統の共通した特性は、酒米系統、香米系統など4系統とも育成期間が3〜4ヶ月と短く、耐寒性・耐病性・耐倒伏性で、短期間で安定した収量が得られることです。

富山植物資源研究所長
折谷隆志

リンゴ花酵母について

2010年から富山県農林水産総合技術センターが明治の頃からリンゴ栽培が盛んであった富山県魚津市加積地区のリンゴから分離しました。花の蜜に付いている酵母を求め3キログラムの花が集められた。その中から72株の酵母が分離され醸造試験が行われました。結果、一般の清酒酵母の約8倍という香りの成分をもつ株を見つけ出しました。

伝統と最新の融合を目指す醸造元「吉乃友酒造」

廣島杜氏は、東京大学生物工学科で醸造を研究された 西田教授のアドバイスを受け、醸造蔵を一つの微生物生態系と考えた日本酒造りを目指しておられます。 西田教授のお考えでは、日本酒の発酵には糀・酵母・乳酸菌ばかりではなく、数多くの微生物が日本酒の発酵に関わっており「こく・深み」と言われる大切な日本酒の味に影響を与えられ、発酵中の醪に含まれる微生物のDNAを分析されました。醪の中には 糀・酵母・乳酸菌以外にも多くの微生物が生きておりそれらは広い意味での「蔵付き酵母」と総称されてきました。そのなかでも特徴的な10種を分析され論文発表しておられます。従って工業的なすっきり感のある純米酒より、より複雑な味を求めています。

糀の種付け

廣島杜氏は、東京大学生物工学科で醸造を研究された 西田教授のアドバイスを受け、醸造蔵を一つの微生物生態系と考えた日本酒造りを目指しておられます。
西田教授のお考えでは、日本酒の発酵には糀・酵母・乳酸菌ばかりではなく、数多くの微生物が日本酒の発酵に関わっており「こく・深み」と言われる大切な日本酒の味に影響を与えられ、発酵中の醪に含まれる微生物のDNAを分析されました。醪の中には 糀・酵母・乳酸菌以外にも多くの微生物が生きておりそれらは広い意味での「蔵付き酵母」と総称されてきました。そのなかでも特徴的な10種を分析され論文発表しておられます。従って工業的なすっきり感のある純米酒より、より複雑な味を求めています。

糀の種付け

酒母は文字道理日本酒の母になります。ご覧の通り酒母も醪も解放状態で醸されます。つまり日本酒の中にはこの蔵の最近環境がそのまま反映されるという研究も発表されています。オープンタンクで発酵を進める為、約100種類もの環境バクテリアが共生しておりそれらも味を造り出す重要なファクターとなっています。

蔵の中には神棚があります。歴史にはぐくまれたバクテリアの生存環境を 未来にも続くことを祈ります。 まだ微生物環境という考えが無かった頃から 蔵人達は頑に全てを守ってきました。100年を超えて造り守られた微生物環境こそが日本酒の「味」と言えます。

現在「チンギスゴールド」を使用したお酒を作っています。
※4月下旬販売予定

【720ml入り】

10月中旬に約450キロを収穫。今年1月下旬から富山市の吉乃友酒造で国産(富山県産)のチンギスゴールドを使用して仕込みを行っています。4月下旬ごろに純米大吟醸酒約300本を製造する予定です。ラベルには「結」の文字をモチーフにした書を使用。「チンギスゴールド」は肉料理にも合うように香りにこだわって作ったお米なので、フルーティーな仕上りとなると期待しています。

  • アルコール分
  • 15度
  • 原材料
  • 米(国産 富山県産)、米麹(国産米 富山県産)
  • 原料米
  • 国産 富山県産 チンギスゴールド100%
  • 精米歩合
  • 50%
  • 酵母
  • 魚津リンゴ花酵母(富山県食品研究所開発酵母)
  • 杜氏
  • 佐藤 達彦
  • 製造者
  • 吉乃友酒造有限会社
収穫した「チンギスゴールド」でノンアルコールの甘酒も製造しました。
ノンアルコール甘酒【900ml入り】 各¥800(税別)

デンプン質が多いため、通常の甘酒より甘味が強いのが特徴です。通常の甘酒とともに、薬膳の薬都・富山として「医者いらず」とも呼ばれるヨモギをブレンドしたものをご用意しました。

特定名称:甘酒、 原材料名:米麹、内容量900ml

ご注文・お問い合わせは 寺島酒店 
TEL076-424-5359
 mail : terashima@tokinoya.jp

 


絆クラブについて

富山の憩いの場、かみふうせんで出会った様々な分野で頑張る人達が、チャリティ事業の想いに賛同し、それぞれの持つ専門分野を活かした活動に取組み、サポーターとしてくれています。更なる地域貢献に寄与していく所存です。その他の団体方々の協賛を得て成り立っています。

田中 千世子さん
(有)ブランジェ・ペトリール
スペイン石窯パン工房 パン・オーレ

http://www.pan-ore.com/

杉川 実鈴さん
ランチ&ヘルシーケーキのお店
ユース丸

http://youthmaru.com/

大澤 安明さん
富山でいちばんおいしいロールケーキ専門店
和の心 ぷちロール

http://petit-roll.com/

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